池江にエールのショーストロム「いつも思っているよと…」表彰式メッセージに込めた思い

 「競泳・世界選手権」(23日、光州)

 競泳リオ五輪女子100メートルバタフライ金メダリストのサラ・ショーストロム(スウェーデン)が会見で、銀メダルを獲得した22日の同決勝後の表彰式で白血病で闘病中の池江璃花子(19)=ルネサンス=にメッセージを送ったことについて、思いを明かした。

 昨年、合宿を池江とともに行った経験もあるショーストロム。「リカコは私の友達だから、ニュースを聞いたときはショックだった」と切ない表情で振り返った。「昨日は、いつも彼女のことを思っているよと伝えたくてメッセージを送った」と話し「回復を願っています。きっと戻ってくる。彼女のことが大好きよ」と語った。

 女子100メートルバタフライは池江が得意とした種目。メダルを獲得した3選手がそれぞれ手のひらに「Rikako」「Ikee」「NEVER GIVE UP」とハートの絵文字を交えて書き披露した。

 またショーストロムは来年に迫る東京五輪について「2016年のリオ五輪で金メダルをとって、夢がかなったと思った。その後はプレッシャーも感じたけれど、これがゴールじゃないわ。東京は大好きな街。一生懸命練習をし続けたい」と語った。

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