大船渡・佐々木、圧巻の投球 観客ため息、最速155キロ

 全国高校野球選手権岩手大会で18日、最速163キロの大船渡・佐々木朗希投手が3回戦の一戸戦に先発した。13三振を奪い、6回参考記録ながら無安打無得点を達成。圧巻の投球に観客はため息を漏らした。

 140キロ台だった初戦の2回戦とは打って変わり、この日は初回から150キロ前後の直球を連発。本人も「少しギアを上げた」と話す最速155キロの投球を披露した。

 2回戦同様、花巻球場(岩手県花巻市)の内野席をほぼ埋め尽くした観客は、佐々木投手の快投に歓声を上げたり拍手を送ったりした。四回に四球で唯一の走者を出すと、完全試合を逃したことを残念がる人の姿もいた。

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