柔道の丸山城志郎、阿部一二三は「避けて通れない道」

世界選手権で優勝を目指す丸山城志郎=天理大
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 今夏に行われる柔道の世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)で初めて代表に選ばれた男子66キロの丸山城志郎(25)=ミキハウス=が17日、奈良県天理市の天理大で練習を公開。世界選手権は「世界一を決める大会で、東京五輪の選考でもある試合」と気合十分。「勝負の世界は結果が一番大事。その中で美しい柔道を貫き通して優勝するのが一番の目標」と語った。

 4月の全日本選抜体重別選手権では決勝でライバルの阿部一二三(日体大)を破った。昨年11月から国内外の大会を4連勝中で、世界選手権には阿部も出場する。「阿部選手に勝たないと代表に選ばれないし、避けて通れない道。直接勝って優勝することに意味がある」と闘志を燃やす。

 全日本選抜では右手首を脱臼したが、6月に入って本格復帰。「順調に回復している」と、この日も1時間ぶっ通しの乱取りで汗を流した。「ここから1カ月半追い込んで世界選手権で勝って自分の人生を変えたい」と意気込んでいた。

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