高安が左肘負傷 1敗死守も代償…顔しかめ無言 大関が全滅危機に 

 「大相撲名古屋場所・8日目」(14日、ドルフィンズアリーナ)

 大関高安がピンチに立たされた。玉鷲を押し倒して1敗を守ったものの、相手の小手投げで左肘を痛めたもよう。勝負が決まった直後に患部を右手で押さえ、痛みをこらえるように顔をしかめた。支度部屋ではすぐにアイシングで応急手当を受け、報道陣の質問には終始無言だった。田子ノ浦部屋関係者によると、打ち出し後も治療に専念。9日目の出場可否の判断は当日朝の様子を見て決めるという。

 高安は全勝の両横綱をただ一人の1敗で追う立場でもあり、土俵下で見守った藤島審判長(元大関武双山)は「明日(9日目)も元気いっぱいに取ってくれたらいいんだけど。大関が一人なので頑張ってもらいたい」と心配そうだった。

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