錦織圭8強!次戦フェデラーに「勝てる」日本男子86年ぶり4強へ絶好調宣言

 「テニス・ウィンブルドン選手権」(8日、ロンドン)

 シングルス4回戦が行われ、男子で第8シードの錦織圭(29)=日清食品=が世界ランキング58位のミハイル・ククシュキン(カザフスタン)に6-3、3-6、6-3、6-4で勝ち、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。10日予定の準々決勝では日本男子で1933年の佐藤次郎以来となる4強進出を目指し、同種目で大会最多8度優勝の第2シード、ロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。女子で第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が逆転負けし、上位6シードまでが敗退した。

 錦織が「我慢」して勝利をつかみ取った。第2セットで今大会初めてセットを落とし、曇天と同様に重苦しい雰囲気が覆った。球の回転が少なく、弾まないククシュキン特有のショットに対し「打たないといけないのは分かっていても、ボールが低かった」とやりづらさを抱えた。

 ただ今の錦織は「フェデラーみたいに(強烈な)1本は持っていない選手。なるべく落ち着いた」と冷静さを失わない。相手が苦手なスライスを使って打開。ラリーが4本までの得点は同じ81ずつだが、5本以上では47対33と差をつけ、真骨頂のストローク戦の強さで勝負を付けた。

 四大大会で5大会連続8強入りを果たし、「われながらそこは評価できるかなと思う。欲を言えばもうちょっと上に行きたいが、ここまで安定して結果が出ているのは珍しいこと」と自賛。要因に「メンタルの安定」を挙げた。普段のツアー大会では集中が切れる場面も見られるが、今大会はほぼない。日本のエースは落ち着きが内容に反映され「プレーの質が上がっている」と胸を張る。

 芝の王者フェデラーへの挑戦権を得た。3勝7敗と負け越しているが「勝てると思っている。前より怖さはない。自分の力を出し切れたら」。充実した戦いを続ける男が日本男子86年ぶりの4強へ、完全燃焼を誓った。

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