「大相撲名古屋場所」(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)
右膝を負傷し先場所を途中休場した大関貴景勝(22)=千賀ノ浦=が26日、名古屋市内の宿舎で稽古し、四股、すり足など基礎運動で汗を流した。すり足は前日より腰を下ろし、スピードも上げ、負荷をかけて患部の状態を確認。テッポウも入念に行った。
「昨日より膝の調子は全然良かった。動きやすかった」。徐々に強度は高まっている。初日まで10日余りとなり、ここからは状態の見極めが大事になる。
「今日は普通にできた。きょうぐらいに保っていけば。あとは安定感」。患部の状態を見極め、慎重に判断していく。