神本雄也と橋本大輝が男子残り2枠の世界選手権代表入りへ前進

 つり輪予選に挑む神本雄也=高崎アリーナ(撮影・堀内翔)
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 「体操・全日本種目別」(22日、高崎アリーナ)

 世界選手権(10月開幕、シュツットガルト)代表最終選考会を兼ねて行われ、男子の予選では14年仁川アジア大会3冠の神本雄也(24)=コナミ=が平行棒で15・533点、鉄棒で14・566点をマークし、貢献度を上乗せに成功。ともにトップで23日の決勝に進んだ。また、17歳の橋本大輝(17)=市立船橋=があん馬で2位に入るなどし、神本と橋本が残り2枠の代表入りへ前進した。

 持ち前の力強さを見せた神本は「予定していた構成をほぼ完ぺきに演技できた。ほとんど取りこぼしがなかった。いい実施だった」と、満足げに振り返った。初の世界代表へ「器用じゃないし、集中していくだけ」と、足元を見つめた。

 橋本も「緊張はしなかった。もともと気にしないタイプなので」と大物ぶりを見せつつ、23日の決勝に向けて「やってきたことを信じるだけ。決勝は大きく演技したい」と、意気込んだ。

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