八村塁、左襟に日の丸バッジつけ運命のNBAドラフト

左襟に日の丸のバッジをつけて会場入りした八村(中央)=撮影・小林信行
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 米プロバスケットボール、NBAのドラフト会議が20日午後7時(日本時間21日午前8時)からニューヨークのバークレイズセンターで行われる。史上初の日本人選手のドラフト1巡指名が確実視される八村塁(21)=ゴンザガ大=はこの日午後6時前に会場に姿を見せた。紫を基調にしたジャケットの左襟には日の丸のピンバッジ。運命の時を待つ。

 開始1時間15分前の午後5時45分に他の1巡目指名候補者と会場に姿を見せた八村。上は濃い青のシャツに蝶ネクタイ、紫を基調に青でアクセントを入れたジャケット。下は黒のパンツだった。ジャケットの左胸には日本国旗のバッジが光っていた。表情はやや硬かったが、ゴンザガ大のチームメートで同じく1巡目指名が濃厚なクラークと言葉を交わす場面もあった。

 米メディアの指名順位予想は1位から3位は“満場一致”。1位の指名権をもつペリカンズは“レブロン2世”とも呼ばれているウィリアムソン(18=デューク大)を、2位のグリズリーズはモラント(19=マレーステート大)を、3位のニックスはバレット(19=デューク大)を予想している。

 4位以下はドラフト直前でレーカーズがペリカンズとのトレードでエースのデービスを獲得し、4位指名権を譲渡したこともあって各メディアばらつきが見られる。史上初の日本人1巡目指名が確実な八村は11位のティンバーウルブズと12位のホーネッツが大方の予想。14位ヒート、16位マジック、さらにCBSスポーツなど、複数のメディアが19位のスパーズが獲得に動くと伝えた。

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