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土井杏南、復活の階段着実に 13年以降自己最高11秒52「今季は陸上が楽しい」

女子100メートルで優勝し、笑顔の土井杏南=コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場
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 「陸上・布勢スプリント」(2日、コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場)

 女子100メートル決勝が行われ、土井杏南(23)=JAL=が追い風参考記録ながら、11秒55(追い風2・2メートル)で優勝した。予選では2013年以降では自己最高タイムとなる11秒52(追い風1・9メートル)をマーク。12年ロンドン五輪に戦後日本陸上界最年少の16歳で出場(女子400メートルリレー)した逸材が、再び輝きを放ち始めた。

 苦難を経て、再び充実の時を迎えようとしている。高校2年時にマークした自己ベストの11秒43に近づく記録に、土井は「もう少し走れたかなと感じるし、物足りなさはあるけど、着実にステップアップできている」と、笑顔で話した。

 ロンドン五輪以降は不振が続いたが、昨夏から埼玉栄高の恩師・清田浩伸監督に再び師事。体も一から作り直し、4キロ減量。高校生らと練習を積む中で「高校生は体力が無限にあるので、ずっとスタート練習にも付き合ってくれる。私も楽しいし、負けていられない」と、新鮮な刺激を受けている。

 確かな手応えを感じながらのシーズンに、トレードマークの笑顔も戻った。「今までが本当に苦しい思いをしてきたので、今季は本当に陸上が楽しい」。6月下旬の日本選手権(福岡)では、世界選手権(9月開幕、ドーハ)の参加標準記録11秒24を目指す。ハードルは高いが、「日本選手権では優勝と、24を目指します。ドーハに行きたいので、そこはブレずにやっていきたい」。過去の自分を置き去りにして、天才少女と呼ばれた23歳は完全復活を遂げる。

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