栃ノ心 現行制度5人目の大関返り咲き「あんな内容でしたけど…勝てて良かった」

 鶴竜(左)をはたき込みで破った栃ノ心(撮影・開出牧)
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 「大相撲夏場所・14日目」(25日、両国国技館)

 関脇栃ノ心(春日野)が結びの一番で横綱鶴竜(井筒)をはたき込みで破り、10勝目に到達。陥落直後の場所で10勝以上を挙げたことにより、規定により大関復帰が確定した。鶴竜は4敗目となり、2敗を守った前頭八枚目朝乃山(高砂)の初優勝が決まった。現行制度では三重ノ海、貴ノ浪、武双山、栃東(2回)に続き5人目の大関返り咲きとなった。31歳での返り咲きは史上最年長。大関復帰を決めた栃ノ心へのNHKのインタビューは以下の通り。

  ◇  ◇

 -復帰を決めた瞬間の気持ちは。

 「まあ良かったですね。緊張しましたけれど、勝てて良かったです」

 -3日間足踏みが続いた。

 「そうですね。4日前からちょっと相撲が悪くなって立ち合いが全然当たれなくて。今日ももうあんな内容でしたけど、とりあえず勝てて良かったです」

 -大関復帰を確実にした。この経験をどう生かす。

 「明日ももう一番あるんで頑張って、これからもしっかり頑張りたいですね」

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