国際陸連会長 サニブラウンの才能を称賛「素晴らしい若手選手の一人」

 12日まで横浜市で行われた世界リレー大会で来日した国際陸上競技連盟のセバスチャン・コー会長(62)が取材に応じ、男子100メートルで9秒99をマークし「10秒の壁」を突破した2人目の日本人となったサニブラウン・ハキーム(20)=フロリダ大=について「驚異的な才能を持っている」と将来性を高く評価した。

 サニブラウンは東京・城西高時代に15年世界ユース選手権で100メートルと200メートルの2冠を達成。国際陸連の年間表彰で新人賞に当たる「ライジングスター・アワード」にも選ばれた。まだ伸びしろがある大器に「素晴らしい若手選手の一人だ」と賛辞を贈った。

 コー会長は来年に東京五輪を控える日本の陸上界について「この10年で最も躍進した国の一つ。スプリント種目が非常に強くなっている」との認識を示した。世界リレー大会では東京五輪の新種目、混合1600メートルリレーも行われ「1年前のテストとして大事な機会。とても重要だった」と意義を語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス