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【東京へ駆ける・高橋尚子さん(4)】(マネジャーと結婚)手続きがありすぎて…今は自分たちのペースでいいよねと

 2000年シドニー五輪のマラソンで、日本女子陸上界初の金メダルを獲得した高橋尚子さん(46)が、今も取り組み続けているマラソンへの思いや、自身の夢、そして交際中のマネジャーとのことについても語ってくれた。

  ◇  ◇

 -私生活においては、今でも走っているのか。

 「できるだけ毎日走っています。年間3回、米国ボールダーに自分の合宿に行っています。10日から2週間ぐらいの間、毎日25キロぐらいを目安に走ったり、大会に出たり。日本ではどちらかというと、みなさんとハイタッチをしたり、声をかけたり、動き回ることが多い。ハーフマラソンを走るとか、レースに出ることはなかなかできません。昨年は海外のレースに2回出て、ハーフを走りました」

 -結果は。

 「一般の方に負けて2番。もう、楽しんで走るだけでいいのに、『スタート!!』って言われると、どうしても気持ちが入ってしまう。表彰台で2番は切ないな、と思いながら写真を撮っていました」

 -タイムは。

 「もう全然…。1キロを4分ちょっとぐらいで、タイムは1時間30分ちょっとぐらい。高地なので、タイムはあまりあてにならない感じはありますけど。『何で走っているんだろう?』と、自分に何度も問いかけながらやっています。走ることは私の原点。走ることが大好きという気持ちで現役時代を過ごしてきたので、その部分は変わっていないのかなと」

 -フルマラソンへは。

 「何回か挑戦しました。フランスのメドックマラソンや、ドイツのベルリンマラソンも走りました。3時間20分ぐらいで走ったレースはワインをのみながら(笑)。メドックマラソンは給水所にワインがあるんです。その時は23カ所でワインがのめ、全部止まって全部のみました(笑)。マラソンを楽しんでいます」

 -交際中のマネジャーとの結婚については。

 「私にとって彼はなくてはならない人。仕事においても私生活においてもサポートしてくれる一番の理解者です。結婚の話は、いつのころからかまったく出なくなってしまい、なぜかというと、してもしなくても今はあまり変わらないからだと。ほぼずっと一緒にいて、相手を思いやる気持ちもある中で、たぶん結婚で何も変わらないこともあって…。あと、手続き等がいっぱいありすぎてそこまでの時間が…。私は大ざっぱというか、面倒くさいことが嫌いなタイプ。いろいろな手続きをしなければいけないと考えると、もう少し後に、と延ばしている状態です。仲が悪かったり、弊害があるわけでも、だれかに止められているわけでもない(笑)。前はみなさんに話す機会が多くて、なるべく早く伝えられればいいというのもあったので、周りの人たちに応えるために早く決断しないと、とも考えていました。でも、今は自分たちのペースでいいよねと」

 -将来の夢を教えてください。

 「小さいころから教員志望だったので、漠然と、いつか選手を見られたらな、というのはあります。ただ、まだまだ選手を育てられる器ではありません。多くのスポーツ選手から学んで、引き出しを持ってからでないと、若い選手たちの人生を責任を持っては背負えません。いつか自分で納得できるような状況になったら、小出監督に教わったことを下の選手にもつなげていけるように、思いを選手に伝えられるような立場になれればいいなと。もっとも、3月からスターツ陸上部のアドバイザーになったので、経験などを少しずつ伝えていけたらいいですね」=おわり

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