柔道男子・井上康生監督が「異常」と評する異端児 向翔一郎が世界王者に照準

 柔道世界選手権(8月開幕・日本武道館)に向けた男子日本代表の強化合宿が18日、横浜市内で公開された。東京五輪に向けた代表争いが激戦となっている男子90キロ級で初の個人戦代表となった向翔一郎(23)=ALSOK=は「五輪に出るためには、世界選手権で優勝しないと話にならない。ここで勝ちきらないと」と、頂点に照準を定めた。

 奔放な性格同様、自由な発想から技を繰り出す独特な柔道スタイルが魅力の23歳。井上康生監督も「勝負する者に必要な異常さがある」と、評する。

 日大時代に集合日に遅刻し、“出禁”となった過去を持つが「奢りしかなかったし、調子しかのってなかった。でも柔道に集中できる環境が当たり前じゃないとそこで気付かせてもらった」と、“改心”。「恩返し」をテーマに、世界の頂点に挑む。

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