トランポリン伊藤正樹が現役引退 男子のエース、五輪2大会で代表

 日本体操協会は16日、トランポリン男子で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪2大会連続代表だった伊藤正樹(30)=東栄住宅=の現役引退を発表した。日本男子のエースとして20年東京五輪出場を目指していたが、度重なる腰痛に悩まされていた。17日に東京都内で記者会見を開く予定。

 東京都出身の伊藤は6歳で本格的にトランポリンを始め、金沢学院大に進学した。安定感のある跳躍を持ち味とし、11年世界選手権で銅メダル。ロンドン五輪では4位に入り、リオ五輪では6位に終わった。代表入りした昨年11月の世界選手権は腰痛により欠場していた。

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