宇野昌磨は282・24点 3Aー4Tは転倒で世界初ならず
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「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(12日、マリンメッセ福岡)
男子フリーが行われ、SP3位の平昌五輪銀メダリスト、宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は、フリー189・46点、合計282・24点だった。
超攻撃的構成に挑んだ。冒頭の4回転フリップ-3回転トーループを着氷させると、続く4回転フリップも着氷させ、勢いにのった。フリー「月光」にのり後半にはこれまで成功例のなかったトリプルアクセル-4回転トーループの連続ジャンプに挑戦したが、後半の4回転トーループで転倒。演技を終えると、舌を出して悔しさを見せた一方で、充実感も漂わせた。
4位に終わり「自分自身にがっかりした」と話した3月の世界選手権から、「来季のスタート」と位置付けた今大会。再び世界の頂点を争うために、1つステップを踏んだ。