石川佳純、張本智和ペアが始動戦へ 11歳差、世界制覇への第一歩は“脱敬語”

カタールオープンに向けて出発した張本智和=羽田空港
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 卓球で東京五輪に向けて代表争いが本格的に始まるカタールオープン(26日開幕)に向けて、男子の張本智和(15)=エリートアカデミー=、女子の石川佳純(26)=全農=が24日、羽田空港から出発した。

 現在、張本、石川とも世界ランク4位で、ともに日本人1番手。来年1月発表の世界ランキングで上位2人に入っていれば、五輪出場権を得られる。張本が「丹羽さんや水谷さんもシングルスを狙っていると思う。どの大会でも日本選手でトップになって、常に1位をキープできるようにしたい。去年よりも絶対に勝つという意識は強い」と意気込めば、石川も「何回やっても五輪レースは緊張する。ロンドンの時は右も左も分からなくて、リオの時はずっと1位だったけど、厳しい戦いだった。東京はもっと厳しくなる。でも自分を信じてプレーすれば、きっと(五輪切符は)手に入る」と、拳を握った。

 世界選手権に向けて混合ダブルスのペアを組むことになった2人は、カタールオープンで始動戦を迎える。直前の合宿で3、4日ほど練習してきたという。日本男子の倉嶋監督は「プレースピードはすごく速い。マッチすれば、世界に類を見ないペアになる」と評するエースペア。ただ、まだまだ遠慮があるようで、11歳年上の石川は「張本くんはまだ気を使っているみたいで。まだ敬語なんです。試合では敬語はなしにしよって言ってる。慣れてくると、もっと良くなると思う。組んでいけば良くなるのがダブルスなので」と、まず“脱敬語”を提案していた。

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