2016年リオデジャネイロ五輪の柔道男子100キロ超級で銀メダリストの原沢久喜(26)が14日、津市内で記者会見し、新たな所属先を百五銀行に決めたと発表した。来年の東京五輪出場の期待も背負う原沢は「いろいろなサポートをしていただける。万全の状態で試合ができるということは心強い」と心境を語った。
山口県出身の原沢は昨年4月限りで日本中央競馬会(JRA)を退社。柔道界では異例のフリーの立場で活動し、スポンサー企業を探していた。フリー期間中は金銭面などの苦労もあったそうで「。(今は)東京五輪に向けて精いっぱいやるだけという気持ち」と話した。