飛び込み板橋、世界選手権絶望的 疲労骨折で手術、選考会欠場へ

 飛び込み女子の19歳、板橋美波(JSS宝塚)の世界選手権(7月・光州=韓国)出場が絶望的であることが9日、分かった。日本水連の伊藤正明飛び込み委員長が、世界選手権の代表選考会となる4月の日本室内選手権を板橋が欠場するとの見通しを明かした。伊藤委員長によると、板橋は疲労骨折している左すねの手術を近く受ける。

 2016年リオデジャネイロ五輪女子高飛び込み8位の板橋は、入水時の衝撃が原因で右目に網膜剥離を患い、昨年4月に手術。昨夏からはすねに疲労骨折の症状が断続的に出ていた。

 今夏の世界選手権は20年東京五輪の出場枠を争う最初の大会。

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