元王者の名城コーチも初参加 成松、高山らがアマボクシング代表候補合宿

 アマチュアボクシングの2020年東京五輪を目指す代表候補合宿が1日、東京都内の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で始まった。16年リオデジャネイロ五輪代表の成松大介(29)=自衛隊、プロの元世界4団体制覇王者、高山勝成(35)=名古屋産大=ら約40人が集結した。

 また、プロの元WBA世界スーパーフライ級王者で現在は近大のヘッドコーチを務める名城信男氏(37)も、指導者として初めて代表候補合宿に参加した。同コーチは14年にプロを引退後、母校に指導者として戻ったが、16年に試合会場で選手のミットを受けたことから試合会場への出入り禁止処分を科され、山根明氏体制下では言い分も認められなかった。

 17年に元プロがアマ資格を得るために必要な「引退後3年以上」という連盟規定をクリアしたが、処分は撤回されず、山根氏が昨年9月に退任して新体制となったことでアマ資格が認可された。

 今回近大の2選手と参加した同コーチは「呼んでいただいて感謝している。みんなレベルが高い選手。指導者として勉強したい」と目を輝かせていた。

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