ラグビー日本代表 W杯に向けてチームソングが完成 作詞担当はプロップ山本
「ラグビー・W杯日本代表候補合宿」(1日、キヤノンスポーツパーク)
第4クール打ち上げとなったこの日までに、W杯に向けた「チームソング」が完成した。試合後や節目ごとに全員で歌う目的で作られたもので、この日は練習後の円陣の最後に、“作詞”を担当したプロップ山本幸輝(28)=ヤマハ発動機=が中心に入り、手拍子の中、披露した。
歌は「カントリー・ロード」の曲に合わせた、オリジナルの歌詞を乗せたもので、次の通り。
♪ビクトリー・ロード
この道
ずっと
行けば
最後は
笑える日が
来るのさ
ビクトリー・ロード
1番はゆっくり、2番、3番と同じ歌詞を繰り返す中で、テンポがどんどん速くなり、速くなる手拍子とともに盛り上がっていくのが特徴的だ。
山本は「みんなが知っている歌ということでカントリーロード。歌詞も変えて、今僕たちがW杯にやっている思いを信じてみんなやっていけば最後は笑えるという歌詞にしました」と誕生秘話を明かした。
曲を決めるのに数日、チームメートから歌詞のアイデアをもらいながら、最終的にこの日朝の、移動のバスの中で完成したという。プロップ稲垣啓太(28)=パナソニック=は「ジェイミー(・ジョセフヘッドコーチ)も気に入っているみたいだし、チーム一丸となったらいいんじゃないですか」と話した。
15年の前回大会ではツイ・ヘンドリック(31)=サントリー=が作成したボブ・マーリーの「バッファロー・ソルジャー」の替え歌をチームソングとして試合後などに歌ってきた。19年版チームソングの完成に、SH流大(26)=サントリー=は「勝った後に歌ったら盛り上がれると思います」と期待していた。



