宮原知子 トリプルアクセル挑戦「意識してしまう自分がいる」

 フィギュアスケート世界選手権(3月20日開幕、さいたまスーパーアリーナ)を前に、昨年の平昌五輪4位の宮原知子(20)=関大=が15日、大阪府高槻市の関大たかつきアイスアリーナで練習を公開した。

 世界の潮流へ、宮原も乗っていく。公開練習ではトリプルアクセルに挑戦するシーンも見られた。成功しなかったものの「時間があるときは、少しずつでも跳ぶようにしている」と説明。シーズン中の試みは本気度の表れだ。

 紀平の代名詞でもある大技には、昨夏ごろから取り組み始めたという。国内では、細田采花(関大)が昨年の全日本選手権で計3回成功させるなど、3回転半ジャンプはもはや世界の領域にとどまらない。

 「意識してしまう自分がいる。でも(今の自分の)プログラムに入っていないし、できることをやることに変わりはない」。参考にするため、ほかの選手の映像を見ることもあるが「最後は自分」と、我流へのこだわりものぞかせた。

 ショートプログラムの曲かけ練習では、3回転ルッツ、トーループを完璧に着氷させるなど“ミス・パーフェクト”ぶりは相変わらず。来シーズン以降をにらみ、宮原の挑戦は続く。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス