池江が白血病 「早期の発見」水連が緊急会見 練習中は「肩で呼吸」と

 池江璃花子
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 競泳女子の池江璃花子(18)が白血病であることを公表したことを受け、日本水泳連盟は12日、都内で緊急記者会見を開いた。

 会見には日本水泳連盟・青木剛会長、池江が4月から入学予定だった日大の監督でもある上野広治副会長、所属先のルネサンス・吉田正昭社長、直前のオーストラリア合宿に帯同していたルネサンス・三木二郎コーチが出席した。

 冒頭、吉田社長が診断に至るまでの経緯を説明。合宿中に体調不良を訴えたことで現地で血液検査をしたところ、すぐに帰国するよう伝えられたという。「2日、早い2月8日に帰国しました。病院で検査を受けた結果、白血病と診断されました」という。すぐに治療が開始されたが、「医師からは早期の発見ができたと説明を受けております」とした。今後の復帰などについては未定で、「あらためてご報告いたします」とした。合宿に帯同していた三木コーチによると「今まで見た事のない、肩で呼吸をしていた」という。

 池江は病気に立ち向かう姿勢を示しており、上野副会長は「病気に立ち向かう姿勢に頭が下がる」と池江の様子も明かした。

 池江は12日、ツイッターで書面をアップし「体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、『白血病』という診断が出ました」と記し「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です」と、心境をつづった。

 ただ「ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」と、前向きにコメント。今後は日本選手権は出場を断念するとし治療に専念するとした。池江は100メートル自由形、100メートルバタフライなど、長水路では5つの日本記録保持者。昨年のアジア大会では6冠を達成している。

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