東京六大学野球リーグ、早大の田中浩康新コーチ(36)が6日、東京都西東京市の練習場で初めて指導にあたった。プロ野球ヤクルト、DeNAで活躍して昨季限りで現役引退。学生野球資格を回復し、5日に母校の指導者に就いた。「学生目線となり、時には一緒に汗を流して一生懸命やりたい」と抱負を語った。
元ロッテの小宮山悟新監督の下で主に守備を担当。2015年秋を最後に優勝から遠ざかる母校を支える。大学カラーのえんじ色のジャンパーに袖を通した田中コーチは「基本の大切さを学生に伝えたい」と話し、選手へ助言も行った。今春から大学院でマネジメントを学ぶという。