張本智和が全日本選手権後、インフルエンザに感染…1週間休養し練習を再開

 日本卓球協会は29日、世界選手権(4月、ブダペスト)のシングルス代表男女各4人を発表し、男子は世界ランク3位の張本智和(15)=エリートアカデミー=、全日本王者の水谷隼(29)=木下グループ=らが選出された。

 張本は、連覇を目指していた今月の全日本選手権では準決勝敗退で涙をのんだ。さらに、男子代表の倉嶋洋介監督によれば、大会直後にインフルエンザにかかり約1週間休んでいたという。それでも28日からは悔しさをバネに練習再開。倉嶋監督は「彼は負けてめちゃくちゃ強くなるタイプなので、今回の全日本での負けもステップアップできるいい機会」とプラスに捉えた。

 若きエースには日本勢40年ぶりのメダルにも期待が懸かる。男子シングルスでは1979年平壌大会金メダルの小野誠治以来、メダルから遠ざかっているが、現在世界ランク3位の張本はこのままいけばシード権を獲得できるため、千載一遇のチャンスだ。

 さらに、昨季は世界ランク1位の樊振東、五輪金メダリストの馬龍、張継科(ともに中国)からも白星を奪っており、世界一も夢ではない。倉嶋監督は「土壇場の準決勝、決勝で力を発揮するタイプなので面白い」と期待を込めた。

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