40歳の十両安美錦が7敗目「元気いっぱいの相撲を取らないと」

 明瀬山に小手投げで敗れ、悔しそうな表情の安美錦(撮影・西岡正)
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 「大相撲初場所・8日目」(20日、両国国技館)

 元関脇でベテラン業師の十両安美錦(40)=伊勢ケ浜=が明瀬山(木瀬)の小手投げに屈し7敗目(1勝)を喫した。立ち合い踏み込んで突いて張って押し込むと右差し。頭を付けて食らい付いた。思い切って出たが最後は、逆転を食らった。

 「差させないように気を付けて後は攻めようと思った。最後は(右が)入ったから出ようと思ったけど足が出なかったね。まあ、我慢して相撲が取れた。後半戦もああやって相撲とっていかないと」と前だけを向いた。

 星は上がっていないが、「土俵に上がっている以上、やるしかないね」と奮起。負けが込めば嫌でも進退を考える年齢。「周りにそういう雰囲気を作られるのは嫌。あしたから元気いっぱいの相撲を取らないと」と、気持ちを高めた。

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