錦織圭が全豪2年ぶり16強 3回戦はストレート圧勝 大坂なおみも2年連続4回戦へ
「テニス・全豪オープン」(19日、メルボルン)
第8シードで世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)が、男子シングルス3回戦で同44位のジョアン・ソウザ(ポルトガル)を7-6、6-1、6-2のストレートで下し、2年ぶりの4回戦進出を果たした。
2回戦までの2試合ではフルセットにもつれる接戦を勝ち上がってきた錦織だが、3回戦では第1セットこそタイブレークに持ち込まれたものの、その後は正確なショットで相手を圧倒。第2セット第3ゲームから第3ゲームにかけて9ゲームを連取するなど、付け入る隙を与えなかった。
コート上での勝利者インタビューで錦織は、「きょうは(大坂)なおみのプレーを見て勇気づけられました。第2、第3セットはアグレッシブなプレーができました」とコメントした。
16強入りした錦織は4回戦では、世界ランキング13位のファビオ・フォニーニ(イタリア)と同23位のパブロ・カレノブスタ(スペイン)の勝者と対戦する。
錦織は1回戦では、同176位のカミル・マイクシャク(ポーランド)を相手に3-6、6-7、6-0、6-2、3-0となったところで相手が棄権して勝利。2回戦は同73位のイボ・カロビッチ(クロアチア)に6-3、7-6、5-7、5-7、7-6で逆転勝ちした。
女子シングルスでは、第4シードで世界ランキング4位の大坂なおみ(日清食品)が、女子シングルス3回戦で同27位の謝淑薇(台湾)を5-7、6-4、6-1の逆転で下して2年連続16強入りした。4回戦では同13位のアナスタシヤ・セバストワ(ラトビア)と対戦する。