“張本2世”11歳松島輝空 シード選手撃破!スーパー小学生名前通りに飛翔

 「卓球・全日本選手権」(15日、丸善インテックアリーナ大阪)

 ジュニアの部男子3回戦で、小学5年の松島輝空(そら、11)=木下グループ=が、シード選手の浜田一輝(愛工大名電中)を3-2で破って4回戦に進んだ。同女子では、張本智和を兄に持つ張本美和(10)=木下グループ=が田村美佳(兵庫・育英高)を破って3回戦を突破。また、一般の女子シングルス1回戦でも高校生を破り、小学4年での勝利は伊藤美誠、平野美宇に並ぶ最年少記録となった。

 「張本2世」の呼び声高いスーパー小学生の勢いが止まらない。11歳の松島は、2回戦で高校生を撃破すると3回戦も前回8強の難敵を攻略。最終ゲームは9-10とマッチポイントを握られてから逆転する強心臓も見せ、「今までボコボコにやられていた相手だったので初めて勝ててうれしい」と胸を張った。

 卓球選手だった両親の影響で2歳からラケットを握った。名前は「羽ばたいてほしい」との願いから「空」に決まっていたが、さらに「輝いてほしい」と「輝空(そら)」になった。

 身長は143センチと小柄だが、「それを不利だと思えば受け身になってしまう」と補って余りあるガッツは人一倍だ。毎日5時間以上の猛練習で腕を磨いており、夢は五輪の金メダル。名前のごとく可能性は“青天井”だ。

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