白鵬が栃ノ心に熱血指導 手術の右膝は「日に日に良くなってきている」
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大相撲の冬巡業が20日、埼玉県熊谷市で行われ、横綱白鵬(33)=宮城野=が大関栃ノ心(31)=春日野=のぶつかり稽古に胸を出した。
「部長(巡業部長の春日野親方=元関脇栃乃和歌)から『締めてくれ』と言われた」と気合十分。力自慢の大関の当たりを受け止め、何度も土俵に転がし、砂まみれにした。約10分、熱血指導で観客を沸かせた。
自身は手術した右膝の回復は順調。この日もすり足、四股など入念に基礎運動を繰り返した。「日に日に良くなってきている。四股も踏めるようになった。若手力士に胸を出す稽古もいい」と納得。年明けにも相撲を取る稽古を再開する予定だ。