ザギトワSP世界最高更新で首位発進 地元ロシアの歓声受け「少し楽しめた」

 「フィギュアスケート・ロシア杯・第1日」(16日、モスクワ)

 女子ショートプログラム(SP)で平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(16)=ロシア=が自身の世界最高得点を更新する80・78点をマークして首位発進した。日本勢トップは白岩優奈(16)=関大KFSC=が60・35点の5位。第2戦のスケートカナダで2位の山下真瑚(15)=愛知・中京大中京高=は51・00点で9位と出遅れた。

 地元ロシアの歓声を受けながら、女王が華麗に舞った。ザギトワは、冒頭の3回転ルッツ-3回転ループの連続ジャンプで流れに乗ると、SP「オペラ座の怪人」をミスなく完遂。スピン、ステップともに最高評価のレベル4を獲得し、自身が持つ世界最高得点を0・85点更新して首位発進した。

 演技後、得点を聞くキス・アンド・クライでは顔の前に手をあて、仮面をかぶったかのように半分隠す“ファントムポーズ”で喜びを表現。「朝からスケートのことばかり考えていたけど、いざ滑り終えると、少しは楽しめたのかなと思う」と振り返った。しかし「得点や順位よりも、クリーンでハートのこもったスケートをすることが重要と思っている」と世界最高点に興味はあまり示さなかった。

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