羽生結弦、右足不安も踏ん張ったGPファイナル決定!転倒も合計278・42点
「フィギュアスケート・ロシア杯」(17日、モスクワ)
SP首位の羽生結弦(ANA)が転倒があったものの167・89点、合計点278・42点をマークした。残り2人でトップに立ち3位以上が確定。グランプリファイナル出場権を獲得した。
この日に行われた公式練習で転倒し、右足の状態が不安視されていた。
冒頭は4回転サルコーを跳び美しく着氷。続いては単独の4回転トーループでこちらも余裕を持って決めた。ジャンプでは3回転ループ、3回転フリップを着氷。4回転-1回転-3回転は何とかこらえた。
しかし、3回転アクセルは転倒してしまい、羽生としては完璧な演技とは言えない内容となった。演技終了後は少し悔しそうな表情で何か言葉を発していた。
羽生は前日のSPでほぼ完璧な演技を披露し、自己最高を更新する110・53点をマークしていた。