夢の4回転アクセル成功ならず ロシアのドミトリエフ 転倒、ダウングレード判定
「フィギュアスケート・ロシア杯」(17日、モスクワ)
男子フリーでSP9位のアルトゥール・ドミトリエフ(ロシア)が4回転アクセル(4回転半)に挑戦したが転倒し、ダウングレードの判定となる失敗に終わった。
4回転アクセルは、まだ公認大会では世界で誰も成功していない。羽生結弦も習得を目指している“夢の大技”で、ドミトリエフはSP終了後、この日のフリーで挑戦することを公言していた。
演技構成の2番目に挑戦したが、回転数が足りず転倒。そもそもの基礎点が4回転アクセルの12・50から3回転アクセルの8・00に下げられるダウングレードの判定で、そこからさらにGOEで-4点、合計4・00点と、この要素で得点を伸ばせなかった。
他にもミスが多く出て、得点はフリーで122・00点、SPとの合計で189・58点だった。