「ラグビー・テストマッチ、日本３１－６９ニュージーランド」（３日、味の素スタジアム）

　世界ランク１位のニュージーランドに１０トライを許して敗れたが、これまでこのカード５試合合計で４トライだった日本は、この試合だけで５トライを奪うなど善戦した。

　前半５分にロックのアニセ・サムエラ（キヤノン）がトライ。３３分にはナンバー８ツイ・ヘンドリック（サントリー）、４１分にはＣＴＢラファエレ・ティモシー（コカ・コーラ）、後半に入って１２分にＷＴＢヘンリー・ジェイミー（トヨタ自動車）、３０分にはラファエレが２つ目のトライを奪った。

　ニュージーランド戦で得点３１は過去最多・得点差３８は過去最少。過去５試合して計４トライだったが、この日だけで５トライを奪った。

　ＳＯ田村優（キヤノン）は「機能している部分もあったけどＤＦで僕もミスをしましたし、ブレークダウンの精度は１週間やってきたけど通用しない部分もあった。いい勉強になった。テンポが出れば僕らのペースになる。次のイングランド戦に修正して勝ちに行きたい」と話した。