「フィギュアスケート・スケートカナダ」（２６日、ラバル）

　女子ショートプログラム（ＳＰ）が行われ、樋口新葉（１７）＝東京・開智日本橋学園高＝が６６・５１点で２位発進した。ＧＰシリーズデビューの山下真瑚（１５）＝中京大中京高＝は６６・３０点の３位。松田悠良（２０）＝中京大＝は５３・３５点で１０位だった。

　トリプルアクセル（３回転半）を決めたエリザベータ・トクタメシェワ（ロシア）が７４・２２点で首位発進した。

　樋口は後半の３回転フリップでやや着氷が乱れ、エッジ使用にミスがあったが、大きく崩れることなくフィニッシュ。演技後は満面の笑みが広がった。

　真っ赤な衣装で登場した山下は、冒頭の３回転ルッツ－３回転トーループなど軽やかなジャンプを決め、堂々の３位発進。日本勢が好位置につけた。