「卓球・Ｔリーグ、神奈川４－０日本ペイント」（２６日、アリーナ立川立飛）

　女子は神奈川が４－０で日本ペイントに完勝し、白星発進した。１１６８人が集まった中、神奈川は石川佳純（２５）が木原美悠と組んだ第１試合のダブルスで２－１、シングルスでも李皓晴（香港）に３－１でそれぞれ勝った。男子は岡山が琉球に３－２で競り勝った。

　満を持してＴリーグに初見参した石川は、しっかり２勝を挙げてエースの大役をこなした。「熱気があって楽しかった」。第１試合は１４歳の木原とペアを初結成。試合前に１５分練習しただけだったが、１１歳年下のホープを鼓舞しながら勝利。第３試合では、観客から「佳純！！」コールも発生。期待に応える大車輪の活躍で「力になった。チームもいいスタートが切れた」と声を弾ませた。

　両国国技館での大々的なリーグ開幕戦はテレビ観戦し、「歴史のある会場で私たちもうれしかった。応援にも熱気があった」と刺激を受けた。「卓球界の新たな挑戦。できるだけ会場へ卓球を見に来てもらって、東京五輪に向けてレベルアップしたい。また来たいと思ってもらえるように」。Ｔリーグの顔として新たな挑戦が始まった。