9月の柔道の世界選手権で初優勝した57キロ級の芳田司らコマツに所属する女子日本代表のメダリスト3人が12日、東京都内で行われた報告会に参加し、昨年大会の決勝で敗れた悔しさを晴らした芳田は「今年は絶対に金メダルを取ると思い、最後まで全力で闘えた」と語った。
立ち技、寝技ともに隙のない闘いぶりで一皮むけた姿を示した。11月のグランドスラム大阪大会を制すれば全日本柔道連盟の基準を満たし、東京で開催される来年の世界選手権代表に決まる。「うかうかしていられない。確実に優勝できるよう準備したい」と気を引き締めた。