ネーサン・チェン 転倒連発4位「この4年でどれだけ成長できるか」
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「フィギュアスケート・ジャパン・オープン」(6日、さいたまスーパーアリーナ)
プロアマ混成の日本、欧州、北米チーム対抗戦「ジャパン・オープン」が行われ、18年世界選手権男子金メダリストでチーム北米のネーサン・チェン(米国)は相次ぐ転倒で144・96点の4位にとどまった。男子は186・69点の宇野昌磨(トヨタ自動車)が1位。合計621・91点のチーム日本が優勝した。
不法入国をテーマにした映画「ノー・エスケープ 自由への国境」に使われた曲を用いるフリー「Land Of All」を披露したが、ミスが続き、表情はさえなかった。冒頭の4回転ループが2回転になると、続く4回転ルッツも転倒。演技後半の4回転でも転倒が重なった。試合後は「プログラムを進化しつつ、ストーリーをどう語るか」と話した。
2月の平昌五輪はSPでつまづき5位。3月の世界選手権で金メダルを獲得した。モチベーションの難しい五輪翌年シーズンだが、今秋から名門イエール大学に進学するなど変化も多い。「この4年でどれだけ成長できるか」と前向きだった。