女子バレー台風特別措置 試合やったけど…払い戻し応じます 協会が苦渋の決断

 第2セット、スパイクを放つ黒後
2枚

 日本バレーボール協会は30日、横浜アリーナで開催中の女子世界選手権横浜大会について、台風24号の影響で来場できなかった場合、チケットの払い戻しの対応をすると発表した。東海道新幹線は計画的に運転を見合わせ、午後5時以降は全列車を運休。JR東日本は午後8時以降は全ての在来線を運休すると発表したため。試合は予定通りに実施されたが、急な対応を取らざるを得なくなった。神戸、浜松両大会も同様に払い戻し措置を取った。

 徐々に強まる風雨に、日本協会が苦渋の決断を下した。大会は予定通りに実施したが、台風の接近に伴い、急きょチケットの払い戻しの措置を決めた。

 29日に神戸大会と浜松大会での措置を決定。日本戦が組まれている横浜大会は当初取らないとしていたが、JRと新幹線が順次運休を決定したことに伴い、午後3時頃に払い戻しの判断をする流れとなった。

 既に入場を済ませた人の返金はしない。もっとも、横浜大会は対処の公示が試合開始よりも遅れたため、同会場で行われる1次リーグ(10月1、3、4日)のいずれか1日のみ、自由席での観戦が可能となる。30日のチケットの半券を持っていることが条件という。

 台風の影響に伴い、会場周辺では、大会公式Tシャツの販売場所となっていた新横浜プリンスペペが午後6時に閉店。販売時間は短縮された。また、新横浜駅周辺のホテルは一気に空室がなくなった。

 ツイッターの日本バレーボール協会公式アカウントには「何故払い戻しにならないのか」「帰りはどうするのか」「収益の方が大事なのか?」などの異議が殺到。その後も「もう帰れなくなった友達がいる」といった投稿も寄せられた。

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