池江璃花子 大会タイ記録2連覇締めで充実の笑顔

 「福井国体・競泳」(17日、敦賀市総合運動公園プール)

 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体2018」は17日、福井県の敦賀市総合運動公園プールなどで会期前競技が行われた。競泳の少年女子A50メートル自由形は、ジャカルタアジア大会6冠の池江璃花子(18)=東京・淑徳巣鴨高=が自身の大会記録に並ぶ24秒33で2連覇した。

 「本当に『飛躍』ってシーズンだった」と語れるほど充実したシーズンを、笑顔で締めくくった。池江は50メートル自由形で大会タイ記録の優勝。東京都の男女総合優勝にも大きく貢献し「いい締めくくりになった」と力強くうなずいた。

 8月のパンパシフィック選手権では、100メートルバタフライでの金メダルなど主要国際大会で初のメダルを獲得。アジア大会では全13レースを完遂し、長水路の日本記録は今季計13度も更新した。それでも「まだこれで満足しているわけではない」と言う。

 見据えるのは来夏の世界選手権(光州)。「メダルを取らないと東京五輪につながらないと思う。絶対にメダルを取るという目標をさらに強く持って、これからの冬を乗り越えたい」。しばしのオフに入るが、視線は常に2020年へ向いている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス