山根明氏の“東京五輪発言”は「軽率」と専務理事「言葉があまり上手ではないので…」

 日本ボクシング連盟の吉森照夫専務理事が8日、連盟を巡る諸問題について質問に答えた。同日、辞任を表明した山根明会長が、声明発表で「将来東京オリンピックに参加できなくなっても、その次のオリンピックもあります。頑張ってください」と発言したことについて、「間違ったというか軽率なあれ(発言)になったと思います」との見解を示した。

 「会長は言葉があまり上手ではないので…」と同情的な言葉も発した吉森専務理事は「あれはショックを与える言葉」との感想を漏らした。「必ずボクシングは残るから、愛情を持ってボクシングに精進してくれというところを、ああいう間違ったというか軽率なあれ(発言)になったと思います」と語った。

 7日の理事会で、各理事が会長に辞任を進言した際に、「JOCから処分、除名とか資格停止とかを受ければ当然影響しますので。会長がこれだけ愛したボクシング連盟、少年たち、選手たちにいやな思いをさせないように」という意味もあったことも明かした。

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