体操アジア大会計算処理ミスで代表入れ替わり問題 水鳥強化本部長らに厳重注意処分

 日本体操協会は13日、都内で常務理事会などを開催し、先日のアジア大会男子代表選考で計算システム作業の人為的処理ミスにより、代表に入れ替わりが発生した件について、水鳥寿思強化本部長、強化本部、代表選手選考委員会に厳重注意処分を下した。

 アジア大会の代表選考では個人総合で代表権を獲得した3人の全日本選手権予選、決勝、NHK杯の3大会のうち、上位2大会の得点平均点をもとに、最も団体を想定したチーム得点が高くなる2人を加える要項だったが、人為的なミスにより、世界選手権選考で採用する全日本選手権予選、決勝、NHK杯、種目別予選、決勝の5大会のうち上位3大会の平均をもとに算出してしまった。再計算の結果、発表されていたロンドン、リオ両五輪代表の加藤凌平(コナミ)から、長谷川智将(徳洲会)に変更された。

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