レスリング協会、不正会計疑惑も調査 高田専務理事「栄氏いなくなって終わりじゃない」

 日本レスリング協会は23日、都内で評議員会を開催し、五輪4連覇の伊調馨(ALSOK)らに対するパワーハラスメント行為を認定された栄和人前強化本部長(58)の常務理事解任を正式決定した。出席した評議員18人(議長を除く)のうち16人の賛成多数で決まり、反対意見は出なかったという。

 また、内閣府に提出された告発状でパワハラ以外にも指摘されていた、不正な会計処理疑惑についても、外部の弁護士や会計士を含む調査委員会を発足させた。

 高田裕司専務理事は「会計(調査)も継続している。栄さんが(協会から)いなくなって終わりじゃない。(諸問題を)見抜けなかった協会全体の責任もあるので、引き続き改革を進めないといけない」と説明した。会計調査には3カ月ほど要する見込みだが、調査が終わり次第、告発者である田南部力コーチらに報告、謝罪する方針だという。

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