谷岡学長 栄氏擁護から一転、解任の理由を主張

 至学館大学の谷岡郁子学長が19日までにフジテレビ「直撃LIVE グッディ!」の独占取材に応じ、前レスリング部監督の栄和人氏を擁護してきた姿勢から一転、解任した理由を語った。

 栄氏は18日、レスリング女子の伊調馨選手(ALSOK)らに対するパワーハラスメント行為などを理由に解任された。

 17日の会見で栄氏の解任を発表していた谷岡学長は、会見後に同番組の直撃取材を受け、「私は選手のために監督をかばってきました。監督をかばってきたんじゃはありません。選手が監督を必要とするならば、という思いでかばってまいりました」と選手のために監督を擁護してきた、と主張。

 「しかしながら、選手たちの心をつなぎ止められない監督ならば、私はかばう何の理由もありません。学生、生徒、選手、これを守ることが私の使命です。そして共に学生を守り、学生や選手のため。夢を果たすために一緒に働いてくれるならば、私は同僚として守りますが、その思いがきっちり見えなかった、ということで、私が守る理由はなくなりました」と選手を守る、選手の夢のために行動してくれない人物を守る理由はない、と説明した。

 栄氏は14日のレスリングの全日本選抜選手権初日に謝罪会見を行い、昼の休憩時には会場を出て、お笑い芸人の千原せいじらや知人らとランチに。19日発売のFLASHには、謝罪会見当日の14日夜に知人らとキャバクラに出掛けた様子が報じられている。

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