「陸上・日本選手権」（２２日、維新みらいふスタジアム）

　アジア大会代表選考会を兼ねた日本一決定戦が開幕し、男子１００メートル準決勝で、２年前の覇者・ケンブリッジ飛鳥（２５）＝ナイキ＝は１０秒２４（向かい風０・３メートル）をマークし、桐生祥秀（日本生命）、山県亮太（セイコー）に次ぐ全体３番目のタイムで２３日に行われる決勝進出を決めた。

　同組の桐生に先着を許し、組２着での決勝進出となったが、「徐々に形になってきている。予選も今も形は悪くない」と前向き。

　「思ったより中盤の伸びがなかった。明日（決勝）はそこをポイントに準備したい。しっかり勝負に勝ちたい」と冷静に話した。