「陸上・日本選手権」（２２日開幕、維新みらいふスタジアム）

　８月のジャカルタ・アジア大会代表選考会を兼ねる日本一決定戦を前にした２１日、男子１００メートルに出場する有力選手たちが会見した。２年ぶりの優勝を目指すケンブリッジ飛鳥（２５）＝ナイキ＝は「コンディションは今季で一番いい」と自信を口にした。

　今月初旬の布勢スプリントでは、今季ベストの１０秒１２をマーク。大会後は「武器にポイントを置きたい」と、中盤以降の加速に焦点を当てて練習に取り組んでおり、いい感覚を得られている。

　昨年大会では、サニブラウン、多田に次ぐ３位。「タイムより勝つことが大事。勝てばタイムもついていく」と力強く優勝を宣言した。