アメリカンフットボール部の悪質反則問題に揺れる日本大は1日、都内で理事会を開き、内田正人前監督(62)の常務理事の辞任を承認した。
内田氏は「大学に多大な迷惑を掛けた」と、5月30日に常務理事辞任を申し出た。ただ職員としては大学に残り、内規に基づいて6カ月の自宅待機となった。人事部長と運動部を統括する保険体育審議会局長に就いているが、第三者委の報告に基づいて処遇が検討される。内田氏はアメフット部監督から退くことは表明していたが、大学の役職辞任については言葉を濁し、地位にすがりつくような姿に内外から強い批判の声が挙がっていた。