栗城さん エベレストで「雪女」に出会った…無事祈った茂木氏が明かす

 世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂を目指していた登山家・栗城史多(くりき・のぶかず)さんが21日、登頂をいったん断念し、下山する途中で遭難、死亡した。

 栗城さんは2009年からエベレスト登頂に挑戦したが、過去7度はすべて失敗。12年の挑戦では重度の凍傷となり、手の指9本の大部分を失ったが、今回、8回目に挑んでいた。

 栗城さんと対談するなど、親交のあった脳科学者・茂木健一郎氏(55)は21日、何度もツイッターを更新。当初は「栗城さん。。。」「栗城さん、どうか、無事でいてください。」「誤報であってほしい。。。」と情報が交錯する中、無事を祈った。

 死亡が発表されると、「まだ、栗城さんが亡くなったということが信じられません」と現実を受け入れられない心境を吐露。「また、ふらっと現れて、あの人懐っこい笑顔で、何にも心配ないというような表情で、次の挑戦の計画を笑顔で語ってくれるような、そんな気がしています。」と追悼した。

 また、茂木氏は、栗城さんから「エベレストの8000メートル近くでキャンプ中に、『雪女』に出会った」という話を聞いたことが忘れられないと告白。「顔も髪の毛もはっきり見えたそうです。指を失いながらも、彼を惹き付ける何かが、かの山にはあったのでしょう」とつづった。

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