“町田樹劇場”8分「ボレロ」熱演 フィニッシュで氷上にバタリ
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フィギュアスケートのアイスショー「プリンスアイスワールド2018」が3日、新横浜スケートセンターで行われ、報道陣に公開された。平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車、四大陸選手権女王の坂本花織(18)=シスメックス=らが出演する中、大トリで登場したのは14年ソチ五輪代表で同年末に引退した町田樹氏(28)。約8分にわたる「ボレロ」を熱演し、会場を大いに沸かせた。
4月28日の公演後には、演目について「スケートの魅力、魔力に取り付かれた一人の男の話です」と説明していた町田氏。独特の振り付けで会場を引き込むと、優雅でありながらも力強いジャンプやステップ、美しいスピンで魅了。町田樹にしか演じられない“作品”を完遂して見せた。
フィニッシュでは氷上に倒れ込み、しばらくそのままの姿勢で万雷の拍手を浴びていた。