羽生結弦の凱旋パレード出発「応援を胸に刻んで生きていきたい」

「2連覇おめでとう」パレード開会式に登場した羽生結弦=宮城県仙台市(撮影・堀内翔)
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 平昌五輪で66年ぶりの連覇を達成したフィギュアスケート男子の羽生結弦(23)=ANA=が22日、地元の仙台市でのパレードに出席した。金メダルをさげて登場した羽生は黄色い歓声に笑顔で手を振った。多くのファンが詰め掛ける中、羽生が乗った車が出発した。

 県民栄誉賞などを受賞した後、マイクの前に立った。「このたびはこのような場を、ありがとうという言葉をえる場をつくっていただき本当にありがとうございます。このパレードにご支援くださったすべての方々に感謝しています。ありがとうございます」と頭を下げると再び大きな声援が会場からわき上がった。

 「こうやって2連覇して、金メダルを持ってこの仙台に、ただいまといえるような状況になり、本当にうれしく思います。今、自分の胸の前にある金メダルというのは、本当に皆さんの多大な応援やご支援があったからこそだと本当に思っています」と地元の支援に感謝した羽生。「この喜びとか、今、見える風景、応援してくださる気持ちとか声とか、そういうものをずっと胸に刻んで、これからも生きていきたいと思います」と、今の思いを大切にしていくと誓った。

 仙台市は気温24・3度、好天にも恵まれ、大勢のファンが沿道に詰め掛けた。ソチ五輪後のパレードでは約9万2000人だったが、今回は10万8000人が来場。警備スタッフもソチ五輪時は1370人だったところを3割増の1800人が配置された。(数値は実行委員会発表)。

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