柔道女子、ラグビー代表とコラボ練習にトライ!

 女子日本代表が都内で強化合宿を公開し、女子ラグビー日本代表と合同練習を行った。

 柔道場の畳の上に異様な光景が広がった。柔道着を着た女子選手がスクラムを組み、ミットめがけて肩からタックルをぶちかます。ラグビー代表とのコラボ練習を実現させた日本女子の増地克之監督(47)は「新ルールになり延長戦が増えている。ラグビーの練習は持久力や心肺機能を高める上で有効なのではと思ってお願いした」と狙いを明かした。

 特にタックルとランニングを断続的に繰り返すトレーニングでは、息を切らして倒れ込む選手が続出。17歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)は「(ラグビーは)こんなにキツいことをやっているのかと。使ったことのない筋肉を使い、持久力に効くと思う」とうなずいた。また、ラグビー選手のタックルを受け「トラックに当たったかと思うほどの受けたことのない感覚だった。体幹の強さは勉強になる」と刺激を受けた。

 日本女子はこれまでもブラジリアン柔術や女子レスリングとの合同練習を敢行しており、増地監督は「今後も役に立つなら何でも取り組みたい」と変わらぬ貪欲な姿勢を示した。他分野ともがっちりスクラムを組みながら、柔軟な発想で金メダルにトライする。

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