萩野&瀬戸が代表決定、池江50m自由形で日本新 萩野、迷い振り払い200個メV

 「競泳・日本選手権」(6日、東京辰巳国際水泳場)

 ジャカルタ・アジア大会(8~9月)などの代表選考会を兼ねて行われ、男子200メートル個人メドレーは萩野公介(22)=ブリヂストン=が1分56秒37で7年連続の頂点に立ち、2位の瀬戸大也(ANA)とともに代表に決まった。女子200メートル個人メドレーは大橋悠依(イトマン東進)が2分8秒92で2連覇し、代表入り。女子50メートル自由形は池江璃花子(ルネサンス亀戸)が自身の日本記録を0秒12更新する24秒21で3連覇し、同種目の代表権を獲得。100メートルバタフライとの2冠を達成した。

 自由形は400メートルで敗れ、200メートルは棄権。200メートル個人メドレーへ、平井コーチは萩野に「選手生命を懸けて頑張れ」「死ぬ気で泳げ」と厳しい言葉をかけた。「やるしかない」と迷いを振り払い、乱れたフォームを修正して頂点に立った。

 最初のバタフライから体半分ほどのリードを奪い、得意の背泳ぎでさらに差を広げた。後半も平泳ぎを得意とする瀬戸と藤森太に並ばせない。最後の自由形では左肩が沈む癖をきっちりと直した。

 大会4日目で代表権を獲得。「正直、すごくほっとしている」。8日の400メートル個人メドレーに出場することを決断した。

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